【読書感想】中村航さん著「100回泣くこと」ボロ泣きでした…すごくおもしろい
最初に中村航さんの「夏休み」という小説を読んだ。
おもしろいんだけど「なんかな〜もうちょっと人物の内面を描いてくれたらな〜」という著者に対する要望が出てしまう、読後感がモヤモヤする感じだった。
その後、同じ中村航さんの「100回泣くこと」を読んだ。
これはすごーくおもしろい!
そのまま映画化できるような王道中の王道ストーリー。
ここまで書いて「あれ?もしかして映画化されてるかも」と思ってググったら映画化されてた。知らなかったもので…(汗)
よくこんな王道で勝負できるなあという、おそろしくシンプルなストーリー。
でもすごーくおもしろい!
とにかく涙腺を刺激してくれます。
前半部分は穏やかな感じだけど、そこで何度か涙腺刺激ポイントがある。
来るぞ来るぞって感じじゃなくて、突然「ほれ」と突っつかれて即「タラー」みたいな感じ。
これはそうそう味わえない感じで新鮮。
すごい!
後半はいわゆる"泣かせる映画"と同じレベルで、涙腺を刺激し続けるというよりも、涙腺のストッパーをずーっと開けられてる感じ。
文章自体は終始穏やかな感じなんだけどね。不思議…
泣かされるけど、うつ状態のぼくが読んでも全然大丈夫だった。
これから読まれる方は、ネタバレありのブログとかを見ずに読みましょう。
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