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あうろーブログ

アウトローにもなれない41歳の男が今日生きるために書きます。思ったこと、たまに妄想しちゃったこと、読んでよかった本、洋楽まとめなど書いてます。アマチュアドラマー

【読書感想】増田寛也さん編著「地方消滅 ー 東京一極集中が招く人口急減」他人事じゃない人口変動とその影響が実感できる本

増田寛也さん編著「地方消滅」

第8回新書大賞受賞作。電子書籍化されている。

短い本なのでサクッと読める。

 

内容(「BOOK」データベースより)

このままでは896の自治体が消滅しかねない―。減少を続ける若年女性人口の予測から導き出された衝撃のデータである。若者が子育て環境の悪い東京圏へ移動し続けた結果、日本は人口減少社会に突入した。多くの地方では、すでに高齢者すら減り始め、大都市では高齢者が激増してゆく。豊富なデータをもとに日本の未来図を描き出し、地方に人々がとどまり、希望どおりに子どもを持てる社会へ変わるための戦略を考える。藻谷浩介氏、小泉進次郎氏らとの対談を収録。 

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

増田/寛也
1951(昭和26)年東京都生まれ。77年、東京大学法学部卒業。同年、建設省入省。95年より2007年まで3期にわたり岩手県知事、2007年より08年まで総務大臣を務める。2009年より、野村総合研究所顧問、東京大学公共政策大学院客員教授。2011年より日本創成会議座長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

こちらのブログを拝見し、おもしろそうと思って読んでみた。

hachiro86.hatenablog.com

 

 

おもしろかった。

 

ぼく自身は東京近郊でしか暮らしたことがない。地方に住んだことがない。

地方に住んだ経験のある方、現在地方に住んでいる方と比べると「地方が消滅していく」ことに対して実感が乏しいんだろうけど、それでも最近は肌感覚でなんとなく感じる。高齢化、グローバル化(による全世界標準化)を考えれば、地方は非効率すぎてやっていけないという気がする…

 

この本の冒頭で厳然たる数字を見せられる。ガーン。

 

日本は2008年をピークに人口減少に転じ、これから本格的な人口減少社会に突入する。このまま何も手を打たなければ、2010年に1億2806万人であった日本の総人口は、2050年には9708万人となり、今世紀末の2100年には4959万人と、わずか100年足らずで現在の約40%、明治時代の水準まで急減すると推計されている

 

高齢化うんぬんの前に総人口。

この数字を見せられると、「ずいぶん急激に減ってくんだな〜」と感じる。

 

 本書ではその実情と対策が語られている。

「うんうん」とうなずけるところもあれば「う〜ん、そうかな?」と思うところもありで、おもしろかった。

 

たとえばこれ。

 

「希望出生率」を実現するためには、まず若年世代が希望どおりに結婚し、子どもを産み、育てられるような経済的基盤を有していることが必要となる。20歳独身ならば300万円以上、30歳代後半ならば夫婦で500万円以上の年収が「安定的」に確保されていることを目標とする「若者・結婚子育て年収500万円モデル」を作成し、目標年次(たとえば2025年)までの実現を図ることが求められる。そのためには、非正規雇用など結婚するうえで厳しい環境にある若年世代の雇用安定化を目的とした施策を推進しなければならない。

 

夫婦年収500万円って結構キビシくない? 単身で年収300万円もキビしいでしょ? だって300万円って月給25万、時給1,500円くらいでしょ。時給1,500円以上の仕事につくって大変でしょ? そんな仕事は大都会にしかないでしょ?

とぼくは感じた。 

 

一方、日本では、「晩婚化」にともなう「晩産化」が急速に進んでいる。もちろん何歳で出産するかという判断は個人の自由に属することではあるが、医学的には憂慮すべき事態であることも事実である。若い男女をはじめ、対象者の年齢に応じて、妊娠・出産に関する情報の提供と知識の普及、啓発や学校教育の充実を図ることは喫急の課題である。

日本の男女は、国際的に見て、妊娠や出産に関する知識水準が低い。…

 

これなんかは「うんうん」と思ったし、最近お子さんをお持ちの方の個人ブログを目にすることも多くなり、その方々はこういうことに貢献してるんだなあと思った。

 

 

表6ー1は、若年女性人口増加率上位二〇市区町村である。これを見ると…

 

若い女性がたくさん住んでいる町のランキングが載ってる!

どこかは読んでのお楽しみ。

とりあえず東京都は一つもランクインしてない。

もしかして出会いを求めるなら東京以外が狙い目なのかも…

 

という話ではない…すいません。。

 

ちなみに市区町村より大きな区分けだけど、「札幌圏」は…

女性については、20〜24歳で道内各地からの流入が多く、流出はそれほど多くない。一方、男性は、流入数、流出数ともに多く、特に20〜24歳で道外への転出超過が大きい。

って書いてあるので、札幌は若い女性がたくさんいるかも♪

 

という話ではない…申し訳ございません。。

 

 

地方都市をダムのようにして、東京一極集中にならないようにするべきというのは、ホントそうするしかないんだろうなあと思えた。東京がズルいという話ではなく、東京一極集中だと日本全体が不幸になる(東京は子どもを産む率が少ないから)ことが、この本のおかげでよくわかった。 

 

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とりあえず…

今日は生きるつもり。

 

 

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