【読書感想】西加奈子さん著「窓の魚」時間が経ってもこの小説の空気感が忘れられない
「きいろいゾウ」でそのおもしろさの衝撃を受け、その後「さくら」を読んだ。
西加奈子さんの小説を読むのは3作目。
今回は「窓の魚」
この作品は関西弁じゃない。
4人で過ごした1日を、1章ごとに4人のだれかを主人公にして描いてる。
いわゆる純文学と言われるような感じ。
死との距離とか感じ方の違いとかをヒリヒリと感じさせてくれた。
西加奈子さんの伝えたい欲求も強く感じられた。
なかなかおもしろかった。
これから読まれる方へ一言
ぼくのように、冒頭の風景描写がちょっとしんどいと感じる方がいらっしゃるかもしれません。そこで脱落はちょっともったいない気がします。
2015/11/10追記
ちょっと時間が経ってもこの小説の空気感が忘れられないです。やっぱりいい作品だと思います。
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