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【読書感想】有川浩さん著「阪急電車」まあ〜おもしろいったらありゃしない。ハートウォームな世界で気分が良くなる。

有川浩さん著「阪急電車

 

 阪急電車を舞台にした連載ものだけど、ぼくみたいに阪急電車に馴染みが全くない人も全く問題なく楽しめる。純文学寄りではなくて軽めの作品。

 

もともと連載もので1章ごとに区切られてる(といっても全体ではつながってるストーリー)。少しずつ読んでいこうかなあと思いながら1章を読んだら、おもしろくて「次は次は」ってノンストップで一気読みになった。

 

つらい話はあっても暗い感じは全くなくて前向きで明るい。

 

関西弁の会話もとってもおもしろくて心地いい。途中に出てくる女子高生たちのおもしろい会話は読みながら笑っちゃった。著者のあとがきによるとほぼ実話らしいですが、文章で読者を笑わせてくれるのはやっぱりすごいと思う。

 

若者のウブな恋愛が描かれている。若い女性に受けそうな素敵な話。いい歳したぼくにも十二分に受けた。うらやましい…

 

登場人物がたくさんいるので、共感したり好きになったり自分を置き換えたりする候補には困らない。ぼくは性別違うけど、寝取られて復讐をして立ち直ってく女性が一番好きになった。

 

読んでるときは完全に引き込まれて、ただ「おもしろいなー」って読んでた。特に著者の文体の独特さとか個性とかはあんまり感じなかった。でもこんだけおもしろいっていうのはなんかあるんだろう。

 

内容と構成的には寝る前とかに少しずつがオススメ。だけど…

たぶん引き込まれちゃうから、1〜2時間確保して読み始めるのがよろしいかと。 

 

 

 

とりあえず…

今日は生きるつもり。

 

 

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